中国での基本的自由や人権のために闘っている人権活動家や中国人に向け、北京･天安門広場での中国人学生の抗議運動を弾圧した天安門事件11周年を記念してメッセージを送ります。

１９８９年に虐殺された学生たちの努力と勇気に敬意を表して、私からの声援も加えたいと思います。

中国が世界経済に今まで以上に参加することで、中国は国民の熱望を変化させるばかりでなく、より開かれた透明な政治組織を必要とする活発な経済活動に応えていかなければならない、と私は常に信じています。

中国の兄弟たちに向けた私のメッセージは、希望を失うものではありません。

私は中国からのチベットの分離のために活動しているのではなく、チベットの中国とははっきりと異なるアイデンティティーが共存を可能にし、開放的で寛容な中国の枠組みの中で発展することができるよう解決をめざして働きかけています。

これは、１９８９年６月４日に犠牲となった勇敢ある中国人学生たちの希望や抱負とも一致しているでしょう。

【ダラムサラにて】